今発売されている雑誌には「ルパン三世」と「新宿スワン」の撮影現場レポートが
両方載っているものもありお得な感じです。
「ルパン三世」は今年8月公開なので、そろそろ出始めて良いころですが
来年公開で、今まさに撮影中という時期の現場ルポというのは
ちょこっと紹介程度ならあるでしょうが、
かなり大々的に載るのはあまりないのではないでしょうか。
「ルパン三世」の剛さんの写真を見ると12/16という字が見えます。
もっと早く撮り終えてるのかと思ってましたが昨年末ギリギリまで撮影してんですね。
「S」は休止して、そのあと「最高の離婚SP」だったのでしょうか?

「キネマ旬報」のルポによれば
見学したのは五エ門が見張りの櫓を抜けて、敵を倒しながら大扉までたどり着こうとする場面。
200mほどある大扉と櫓の間にはドラム缶や木箱が並べられ、
そこには銃を構えた敵たちが待ち構えている。
だが演じる綾野剛は袴姿であるため降りた時に袴の裾を踏みそうな気配。
そこで袴の長さを調整していた。
本番では綾野剛が見事に木箱を降りて着地。
見ていて大変だと感じたのは五エ門の運動量の多さ。
その後に撮ったアジトの大扉を斬鉄剣で斬る場面では
自分の2倍以上はある扉に目安で付けられていた切り口に沿って刀を走らせていた。
とんでもない物を斬るのが五エ門の魅力だが、
大きな扉を斬るためには俳優がそれだけ動かなくてはならない。
これに対し「シネマスクエア」で剛さんは、こう語っています。
なるべく表情を変えずに走りたい。
そして俊敏に動く。
疲れが見えてもいけない。
実際は疲れていても、これができないと五エ門のイメージからズレてしまう。
いわゆる叫んだりはできない役なので“すん”って意識を集中する感じです。
そして剛さんの五エ門のイメージは
渓谷のような人であり、渓流のような人。
川の流れのように、霞のように、竹林を揺らす風のように、
つねにしなやかにしなっていられる人。
あと天然ですね。
今回ルパンから依頼された時「断る」って言うんですけど
でも「お前の好きな団子持ってきたよ。みたらし」と言われたら
「ん?」ってなる。
ああいうところも好きです。
ものすごく楽しみになってきました。
「新宿スワン」も運動量では負けていません。
屋台に頭から飛び込んだり、コンクリートの壁に頭をぶつけ実際脳震盪を起こしたり、
電話機で頭をガンガン叩かれたりをスタントなしでやっているようです。
「プラスアクト」で剛さんはこう語っています。
普段から自分自身に期待するってことはほとんどないんですが
今回は撮影しながらどんどん新しい自分を発見できているような気がします。
いい意味で"まだ出来る、まだ出来"ると思えますし
自分のキャパを越えている何か、その可能性を感じています。
それを抑えることなく放出して、壊して、爆発させている、というか。
これだけのキャストが揃ったというだけで、みんなの本気度も窺えます。
龍彦に対しては、彼の愛の大きさを感じます。
愛の深さではなく、愛の大きさなんです。
人を殺す拳ではなく、人を生かす拳を持っている人。
それでいて愛おしい。
今は龍彦を生きられる幸福感があります。
園子温監督も
彼らはスターというより役者だった。
俺は随分色眼鏡で見ていたんですね。
彼らは自分が考えていたことより広げてくるから、
それに付いていくだけで映像がいいものになっていく。
台本を越えて、枠を超えて面白いものになっている。
だから追いつくのに精いっぱいですね。
さらに真虎役の伊勢谷友介さんは
綾野さん本人の性格なんですけど、すごい周囲を巻き込んでくれています。
龍彦ってそういうキャラじゃないですか。
それを普段からやってくれるんです。
座長っぷりが凄いですね。
新宿ミラノ座での屋根の上(屋上ではなく)のシーンでは
40人くらいの役者が集まって演じているわけですが
その座長が剛さんなのです。

新宿の高層ビルが見渡せて剛さんは香港映画「インファイナル・アフェア」みたいと
喜んでいますが、実際はとても危険な場所。
平らじゃないんですもの、丸くカーブしてるんですよ。


この新宿ミラノ座も今年12月31日をもって閉館され壊されるようです。
映画の公開は来年ですから、まさに幻の場所になります。
ミラノ座の近くに新宿Liquid Roomというライブハウスがあり
エレカシのライブを何回か見に行きました。
ビルの7階にあり、階段を行列して順番を待ちました。
2004年に閉館してビルも解体されました。
ついでに言えばSIBUY-AXが今日5月31日をもって閉館されました。
昨年、9月「ゲキ×ソニック」に剛さんが出演したのを見に行きました。
エレカシも随分ここでライブをやりましたが、
静かな場所で待つ場所もゆったりとスペースがあり好きなライブハウスでした。
そんな「新宿スワン」
アクションといい、危険がいっぱいの撮影も5月20日に、
無事クランクアップしたようで本当に良かったです。
来年の公開が待ちきれません。
両方載っているものもありお得な感じです。
「ルパン三世」は今年8月公開なので、そろそろ出始めて良いころですが
来年公開で、今まさに撮影中という時期の現場ルポというのは
ちょこっと紹介程度ならあるでしょうが、
かなり大々的に載るのはあまりないのではないでしょうか。
「ルパン三世」の剛さんの写真を見ると12/16という字が見えます。
もっと早く撮り終えてるのかと思ってましたが昨年末ギリギリまで撮影してんですね。
「S」は休止して、そのあと「最高の離婚SP」だったのでしょうか?

「キネマ旬報」のルポによれば
見学したのは五エ門が見張りの櫓を抜けて、敵を倒しながら大扉までたどり着こうとする場面。
200mほどある大扉と櫓の間にはドラム缶や木箱が並べられ、
そこには銃を構えた敵たちが待ち構えている。
だが演じる綾野剛は袴姿であるため降りた時に袴の裾を踏みそうな気配。
そこで袴の長さを調整していた。
本番では綾野剛が見事に木箱を降りて着地。
見ていて大変だと感じたのは五エ門の運動量の多さ。
その後に撮ったアジトの大扉を斬鉄剣で斬る場面では
自分の2倍以上はある扉に目安で付けられていた切り口に沿って刀を走らせていた。
とんでもない物を斬るのが五エ門の魅力だが、
大きな扉を斬るためには俳優がそれだけ動かなくてはならない。
これに対し「シネマスクエア」で剛さんは、こう語っています。
なるべく表情を変えずに走りたい。
そして俊敏に動く。
疲れが見えてもいけない。
実際は疲れていても、これができないと五エ門のイメージからズレてしまう。
いわゆる叫んだりはできない役なので“すん”って意識を集中する感じです。
そして剛さんの五エ門のイメージは
渓谷のような人であり、渓流のような人。
川の流れのように、霞のように、竹林を揺らす風のように、
つねにしなやかにしなっていられる人。
あと天然ですね。
今回ルパンから依頼された時「断る」って言うんですけど
でも「お前の好きな団子持ってきたよ。みたらし」と言われたら
「ん?」ってなる。
ああいうところも好きです。
ものすごく楽しみになってきました。
「新宿スワン」も運動量では負けていません。
屋台に頭から飛び込んだり、コンクリートの壁に頭をぶつけ実際脳震盪を起こしたり、
電話機で頭をガンガン叩かれたりをスタントなしでやっているようです。
「プラスアクト」で剛さんはこう語っています。
普段から自分自身に期待するってことはほとんどないんですが
今回は撮影しながらどんどん新しい自分を発見できているような気がします。
いい意味で"まだ出来る、まだ出来"ると思えますし
自分のキャパを越えている何か、その可能性を感じています。
それを抑えることなく放出して、壊して、爆発させている、というか。
これだけのキャストが揃ったというだけで、みんなの本気度も窺えます。
龍彦に対しては、彼の愛の大きさを感じます。
愛の深さではなく、愛の大きさなんです。
人を殺す拳ではなく、人を生かす拳を持っている人。
それでいて愛おしい。
今は龍彦を生きられる幸福感があります。
園子温監督も
彼らはスターというより役者だった。
俺は随分色眼鏡で見ていたんですね。
彼らは自分が考えていたことより広げてくるから、
それに付いていくだけで映像がいいものになっていく。
台本を越えて、枠を超えて面白いものになっている。
だから追いつくのに精いっぱいですね。
さらに真虎役の伊勢谷友介さんは
綾野さん本人の性格なんですけど、すごい周囲を巻き込んでくれています。
龍彦ってそういうキャラじゃないですか。
それを普段からやってくれるんです。
座長っぷりが凄いですね。
新宿ミラノ座での屋根の上(屋上ではなく)のシーンでは
40人くらいの役者が集まって演じているわけですが
その座長が剛さんなのです。

新宿の高層ビルが見渡せて剛さんは香港映画「インファイナル・アフェア」みたいと
喜んでいますが、実際はとても危険な場所。
平らじゃないんですもの、丸くカーブしてるんですよ。


この新宿ミラノ座も今年12月31日をもって閉館され壊されるようです。
映画の公開は来年ですから、まさに幻の場所になります。
ミラノ座の近くに新宿Liquid Roomというライブハウスがあり
エレカシのライブを何回か見に行きました。
ビルの7階にあり、階段を行列して順番を待ちました。
2004年に閉館してビルも解体されました。
ついでに言えばSIBUY-AXが今日5月31日をもって閉館されました。
昨年、9月「ゲキ×ソニック」に剛さんが出演したのを見に行きました。
エレカシも随分ここでライブをやりましたが、
静かな場所で待つ場所もゆったりとスペースがあり好きなライブハウスでした。
そんな「新宿スワン」
アクションといい、危険がいっぱいの撮影も5月20日に、
無事クランクアップしたようで本当に良かったです。
来年の公開が待ちきれません。
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