http://www.tamaeiga.org/2015/award/去年、最優秀女優賞に池脇千鶴さん、最優秀新進男優賞に菅田将暉さんが選ばれた時
その二人がいて、なぜ綾野剛さんがいないのか首をかしげたものです。
その後「そこのみにて光り輝く」で
ヨコハマ映画祭、 キネマ旬報ベスト・テン、毎日映画コンクール、おおさかシネマフェスティバル、
高崎映画祭、日本映画批評家大賞 などで主演男優賞をとりましたが、
剛さんから出た言葉は喜びとともに、
毎日映画コンクールでは「励みにはなりますけど、このままだと、この作品に敗北するというか、
いつまでたっても『そこのみにて光輝く』はよかったねと言われ続けかねない」
「そうならないように次の作品にまい進したいと思います。」
http://mdpr.jp/cinema/detail/1466807ヨコハマ映画祭では「面倒くさいライバルになってしまった」「新しい壁が必要になってくる。
『そこのみにて』のときの綾野がよかったと言われ続けるのを、1年でクリアしたい」
とまで言っています。
http://news.walkerplus.com/article/54891/この1年という意味は何を指しているのでしょうか。
2015年の映画の主演は「新宿スワン」だけです。
漫画の実写化であり、スカウトマンの話ということで映画賞には関係なさそうでした。
ただ剛さんが言っているのは映画の賞のことではなく
あの作品の綾野が良かったねということであれば「新宿スワン」は
立派にその役割を果たしていると思います。
TAMA映画賞最優秀男優賞には今年出演した5作品が全て並べられており
どの役柄にも常に全力投球することで、重さと軽さのバランスを的確にコントロールし、
時に屈託のない笑顔をのぞかせ、時に研ぎ澄まされた狂気も感じさせる
幅広い表現力と魅力をたたえた俳優へと飛躍した。という評価になっています。
本当に今年公開された5作品の剛さんは全て違う役柄でした。
「そこのみにて光り輝く」では受賞できませんでしたが
今年の作品で受賞できて良かったです。
剛さんの目標が達成できつつあります。
また剛さんの言っている1年でクリアしたいというのは
必ずしも映画のことではないかもしれません。
来週から始まる「コウノドリ」は1年前から出演が決まっており
今年の映画賞受賞時にはピアノの練習も始まっていて
連ドラ初単独主演作でもありますから、そこに的を絞っていたかもしれません。
「コウノドリ」いよいよあと1週間に迫りました。
ワクワクドキドキです。
的を絞っていたと言えば「オールスター感謝祭」での剛さんのアーチェリー
協力したアーチェリースタッフが絶賛していましたね。
練習中の矢は全て真ん中に刺さっていて凄いです。
フォロースルーとは腕を最後まで振り切るということのようです。
「S」で身につけた銃を撃つ姿勢、両目をしっかり開き
チークパットに銃を当てる代わりに手を当てていたので
腕もぶれなかったのではないでしょうか。
剛さんの身体能力は何をやらせても中途半端ということはないようです。
http://shibuya-archery.com/blog_online/?p=10609